続けてみよう日記

日記をつけてみようと思いはじめました

3/16

今週は仕事が修羅場で寝れないし帰れないし、へとへとだった私を同居人が見かねて連れ出してくれた。近所の有名な喫茶店にランチを食べに行った。花粉症で辛いから外出たくないって言って、この時期は極力出かけない同居人は、私のためだけに出かけてくれる。

こまめな掃除や名もない家事、夕飯の準備、全部してくれる。生活費も多めに出してくれる。遊びに行く時、仕事で帰りが遅い時、危ないからと必ず送迎をしてくれる。寝る前には毎日「今日もありがとう、大好きよ」と伝えてくれる。日曜日には「今週もありがとう」と必ず伝えてくれる。誰よりも私のことを心配してくれる。私のつくったものを楽しそうに読んでくれる。私と出かけるのが一番楽しいと、いろんな予定を立ててくれる。

同居人と暮らし始めてから死ぬことが怖くなった。同居人としたいこと、行きたいところ、見たいものがたくさんあって、人生って短いなど初めて思った。いつだって死んでもいいやと思ってたのに。私が死んだ後、この人がとても悲しむのだとしたら、長生きしたくなった。そんなことを思うのは、本当に人生で初めてだった。

大好きだった飲み歩きもすごく減ったと思う。同居人が心配するし、なにより体に悪いから。行動が制限されることももちろん増えたけれど、それが他人と暮らしていくことなのだと思った。そしてそれは、想像していたような辛いものでは意外となかった。

自分の命と人生が、自分のものだけではなくなったと心から感じられてはじめて、死ぬのが怖くなるんだな。