大学時代の親友たちが入籍した。コロナ禍のリストラを挟んでおかしくなってしまった頃から距離を置いていた友人だったけれど、さすがに夫婦共にお世話になったので結婚はお祝いしたいなと思い、久しぶりに同居人伝いにコンタクトを取ったのだった。
気がつけばもう4年も連絡をしていなかったその友達も、私も、きっとそれぞれが社会を経験して少し成長できたんじゃないかと思えるような適度な距離感で接することができて、これで良かったんだなあと思えた。
正直、大学時代にはあんまりいい思い出がない。地元に比べて気の合う友達もできず、自己開示もできず、酒を飲んでは暴れて周りの人たちにたくさん多大な迷惑をかけまくった。そんな自分の暗黒期を支えてくれた数少ない友人のうちの2人だったので、やっぱりお祝いして良かったと思えた。
人生は長いから、ダメだと思った人とまた笑い合える日がくるかもしれないし、今隣で笑い合ってる人と憎しみ合うかもしれないし、未来のことって誰にもわからない。
だから、毎日をせめて大切にしようと思った。
そして、自分から人を誘わなさすぎるので、今年はなるべく自発的に誘うようにしようと思った。
